意外に簡単!!「先取特権」覚えないと損!!行政書士試験対策「難しい」と思われがち「苦手」な人が多いけど覚えてしまおう!

行政書士基本情報

そんなに難しくないから
先取特権を覚えてしまおう!

先取特権で覚えることは少ない、↓これだけです!

〇基本について
少し間違っているかもしれませんが、先取特権をイメージで言うと
「特別な借金(債務)なんだから、ちゃんと返さないとダメ!最優先で返しなさい!」
と、民法が言っている感じです。
〇ある債務について、先取特権が認められれば、債務者のすべての財産、又は特定の動産から弁済を受けることができるようです。
〇しかも、他の一般債権者よりも優先して弁済を受けることができます。(抵当権との関係はあとで説明します)
★ただし、差し押さえは必要です。
留置権牽連性のある目的物の留置、質権・抵当権目的物からの弁済であるが
先取特権はすべての財産、又は特定の動産から弁済を受けることができます
かなり、強い物権です。

①一般の先取特権(今日こそ日曜)について

「共益の費用」「雇用関係」「葬式の費用」「日用品の供給」について発生した債務について、債権者は先取特権が認められるとのことです。
これらの頭文字を並べて「共雇葬日曜」→「きょうこそにちよう」→「今日こそ日曜」と覚えるのが良いようです。
例えば、土地の共有者の全員が登記をした際に支払った費用は「共益の費用」となります。
共有者Aさんが支払わなかったときは、先取特権を主張し、債務者Aさんのすべての財産から優先弁済を受けることができるとのことです。
これらを「一般の先取特権」と言います。

②動産の先取特権で、目的物が第三者に譲渡されたときについて

特定の動産についても、先取特権を主張できるものがあります。「不動産の賃貸借」や「旅館の宿泊」などで発生した債務についてです。
他にもその対象となるものがあり、覚え方があるのですが、難しいので割愛します
覚えたい方はリンクを貼っておくのでどうぞ
「行政書士独学応援」佐藤さんは動画以外でも頑張っているようです。

動産の先取特権で一番大事な点は、「譲渡された動産を目的物とすることができるか?」です。
例えば、建物の大家さんは、賃料未払いの時に

テレビを差し押さえたからもらっていくよ

と言えるのですが、

テレビは知り合いに譲渡しました。

と、なった時が問題です。
この場合はテレビから優先弁済を受けることができません。
第三取得者への引渡し後、その動産についての先取特権を行使することができません。(追及力がない)

テレビはあるけど、このテレビは譲渡していて私のものではありません!

みたいな占有改定でも優先弁済を受けることができません
ここは、過去問で見たことがある気がします。

※目的物のテレビが壊れて、保険が下りた時などは「物上代位」が考えられますが、先取特権は「すべての財産」が目的物になるので、テレビの保険金に固執することは無く、他の財産から優先弁済を求めることになります

③弁済を受ける目的財産の順序

先取特権を主張できるからと言って、なんでもかんでも差し押さえることができるわけではありません。
他の債権者に損害を与えないように、順序が決められています。
1不動産以外の財産
2抵当権などの目的となっていない不動産
3抵当権などの目的となっていいる不動産
の順に優先弁済を受けることができます。
不動産とか他の権利が絡むものよりも、簡単に弁済できるものから弁済を求めなければならないんだなぁと、ざっくり覚えましょう。

④不動産の先取特権と登記、その順位

ここは暗記です。
●不動産の保存の先取特権→保存行為が完了した後直ちに登記しなければならない
●不動産の工事の先取特権→工事を始める前にその費用の予算額を登記しなければならない
●不動産の売買の先取特権→売買契約と同時に、不動産の代価又はその利息が弁済されていない旨を登記しなければならない
となっています。
不動産の保存の先取特権は、主に建築会社が建物を建築中に登記し、利益を守るもののようです。
しかも、不動産保存の先取特権は、その登記以前に登記された抵当権にも優先されるのです!
ちなみに不動産の工事の先取特権も抵当権に優先します
ただ、不動産売買の先取特権は原則通り、登記の早い方が優先します

以上、イメージができればそんなに難しくないと思います。

最後に絶対おすすめしたい勉強法があります。

現在、さまざまな勉強法があります。

よく言われているのは「過去問を何度も回す」です。

でも、それだけで受かるのは難しい試験だと思います。

なぜなら!過去問が同じ形では出題されないからです!!

過去問の内容を理解しなければ「本試験」では点数を解くことが難しい試験です!

テキストを購入していない方は、今すぐテキストを手に入れ

テキストを熟読することを「絶対」にオススメします。

テキストを熟読してから、過去問を回す、私はそれで合格しました。

↓比較的安く、使いやすいようです。



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