法律家ってもちろんお金持ちだよね!
って思いますよね。
そうゆうイメージですよね。真面目で固いイメージ。
でも、イメージだけで行政書士を目指していいのかなって思いました。
調べます。
突然ですが、この文章を書いている私は、サラリーマンを本業として行政書士試験を受験している「社会人受験生」です。
しかも、正直申しまして、行政書士を生業として生きていく気持ちもありません。もしも、行政書士の試験に受かっても登録するつもりはありません。
じゃあ、なんで受験勉強しているのかというと
コロナでどこも行けず暇だったからです!あ、でも定年後や、「仕事やーめた」ってときにいいかなと資格を取ろうとしています。
不純だと言われるかもしれませんが、コロナ以降の受験者は増えているのですよ。他の資格でもそのような傾向にあると言われています。
「独学」の書籍が売れている話も聞きます。
また、行政書士に合格しても半数以上の人は行政書士会に登録しないそうです。(この話はまた後日しますが・・・)
話が逸れてしまいましたので本題に戻ります。
行政書士の収入をググってみました。ただググっても、どこかの予備校や通信教育会社の、「ちょっと誇張された」データしか出ないので、実際の求人を観てみます。
とりあえず「ハローワーク」様で検索、とりあえず「正社員」でフリーワードを「行政書士」で、結果500件くらいの求人が全国でありました。
まともな正社員雇用はほとんどありません
アルバイトは結構多いです。
様々な求人を確認した結果わかったことがあります。
速攻見つかりました。
ぶっちゃけ何書いてるかよくわかりませんが、わかるとこをみていくと、大体ですが・・・
建設業の許可申請 15万円前後
建設業の申請の変更届出 数万円
測量、マンション管理業申請 数万円
広告設置許可 数万円
各工事業者申請 数万円
入札資格申請 円数万
農地法にかかる申請 3万円~10万
開発工事許可 規模によっては100万円以上
※料金は各行政書士が設定可能。上の数値は平均値
まぁ、小さい工事や許可なら数万で、山を削ったり、川の形を変えたりするような、大きな工事の申請なら100万円以上、と様々なようです。
いい仕事ですよね!
転職したいです。
ざっくりと手取りで600万をめざし、税金や社会保険料、事務費などの経費を合わせて300万かかるとします。(正直どれくらいかかるかわかりません。)
となると、900万を収入として得ることが必要ですから
ひとつ3万円の仕事なら300本、ひとつ10万円の仕事なら90本をこなす必要があります。
一年は365日ですので、サラリーマンのように週に5日働いたとして、250日働いたとします。
そうすると一日当たり900万÷250日で、一日当たり3万6,000円稼ぐ必要があります。
てことは、数万円の仕事ばかりだと、毎日どこかで仕事を取ってきて、書類を作成し市役所などに申請の代行を行うことになります。たまに大きな仕事があればラッキーですね。
・・・ちょっと、アルバイトを雇ったりするなんて難しいかもです。
簡単に計算しただけなので正しい現実だとは思いませんが、行政書士試験を合格したにも関わらず、行政書士会に登録しない人が半数程度いる現実から見ると、多少の厳しさは覚悟するべきだと思います。
行政書士に受かったから、「もう将来は安泰だ」と安心することは良くないと考えます。つらい受験を終えたからと言って、無条件で幸せな未来があるわけではないと思います。
今も、合格後も、日々努力が必要のようです。
皆様のお役に立ちますように
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