2023年令和5年度行政書士試験攻略のための出題予想 時事問題の傾向 ロシア問題 合格のための対策 判例変更や違憲判例の出題について

行政書士基本情報

「西山太吉さんが亡くなった」とテレビ等のニュースで放送されていました。
私も無知だったのですが、この方が、行政書士試験の「憲法」範囲に出題される判例

「外務省秘密漏洩事件」と当事者でありました。

判例について確認しました↓
昭和53.5.31判例 外務省秘密漏洩事件【報道の自由】と令和5年度行政書士試験の出題予想についての考察「元毎日新聞記者 西山太吉さん死去」のニュースを受けて「密約 」

問題は、このような事件が次年度、もしくは今年度の行政書士試験の問題として取り上げられるのか?
ということです!

②最近のニュースが行政書士試験に出題されるのか?

私は令和4年度の行政書士試験を受験する際に、日々のニュースを確認しながら

このニュースは今年度の行政書士試験に出題されるかも!

と、常々気にかけ、メモを取ることで対策をしてきました。

結果にジャンプ「予想は当たったのか?」

〇まず予想したのは「ロシア問題」

その中でも「プロパガンダ」の関係は「憲法」のカテゴリで出題されると予想していました。

プロパガンダとは=意図をもって、特定の主義や思想に誘導する宣伝戦略のこと
ロシア政府が意図的にメディアを使って思想を操作、誘導していることが問題です。

 

ニュースを読み上げるキャスターの背後で、ロシア語と英語で「戦争反対。戦争をやめろ。プロパガンダを信じるな。この人たちはあなたにうそをついている」と書いたプラカードを持っています。

これらは、「報道の自由」や「知る権利」、「表現の自由」に関係すると思いました。

特に、報道の自由に関連して「博多駅事件」などを予想しました。

〇次に予想したのが「山口県阿武町誤振込事件」です

この事件で、特に騒がれたのが「不当利得」についてです。

誤って振り込まれたお金は「法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受けている」ので、それによって損害を受けた阿武町に損害を賠償しなければならないことを、一般人の感覚ではなかなか認識できていないところでした。

このニュースのために、「民法」では「不当利得」が出題されると予想しました。

結果

全く出題されませんでした。

他にもいくつかのニュース関連で、出題予想をしていましたが、予想はことごとくはずれてしまいました。

●令和4年度の行政書士試験では「表現の自由」に関する問題はありましたが、プロパガンダに関わるような問題ではありませんでした。

●民法の問題でも「不当利得」に関する問題はありませんでした。

 

③どのような問題の出題が予想されるか?

分かったことは

「時事問題は一般知識で出題される」ということです。

令和4年度の行政書士試験では、ロシアの問題やEUの問題が出題されました。
行政書士試験の一般知識を「ニュース検定」で攻略できるか検証してみる。令和2年度版!アガルートなどもおすすめ

では、一般知識以外では、どのような問題の出題が予想されるのかと言うと

●判例変更
●違憲判決
●法律改正

この三つは、ほぼ出題されると予想されます。

令和3年、令和4年の行政書士試験では

判例変更=「地方議会議員の出席停止懲罰」についての判例変更(R2.11.25)
違憲判決=孔子廟訴訟(R3.2.24)
法律改正=配偶者居住権

が出題されているので、間違いないと思います。

なので、令和5年度の行政書士試験では

相隣関係共有の見直し所有者不明土地管理制度

に関係する問題が必ず出題されると思います。

詳しくはこちらから↓
令和5年度 行政書士試験対応のために、法務省HPで法律改正を調べてみました。共有?相隣関係?敷地に入ってきた枝と根は切っていいのか?

ちなみに私は、問題集を何周もするより、教科書を理解できるまで周回する方が大事だと思います!

理解することが最重要です!2022年の行政書士試験でもわかるように、
「理解力」、「応用力」、「判断力」などが問われます。
肢別ばかりでは「応用力」と「理解力」が成長しません。
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